Going Faraway

渡辺遼遠の雑記帳

翻訳

翻訳:インテリゲンチャのたそがれ (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"The Twilight of the Intelligentsia" の翻訳です。元記事は2018年11月9日、米中間選挙の翌日に公開された。記事冒頭には選挙結果について簡単な論評が書かれているが、訳出にあたっては省略した。 The Twilight of …

翻訳:アメリカとロシア: タマヌースとソボルノスト (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"America and Russia, Part Two: The Far Side of Progress" の翻訳です。パート1, 2はこちら America and Russia: Tamanous and Sobornost この連載の最初の2つのエッセイでは、オズワルト・シュペングラーのビジョ…

翻訳:アメリカとロシア Part2: 進歩という楽園の向こう側 (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"America and Russia, Part Two: The Far Side of Progress" の翻訳です。パート1はこちら America and Russia, Part Two: The Far Side of Progress この連載記事の最初のパートである前回の記事では、オズワルト・…

翻訳:アメリカとロシア Part1 国境の泡立ち (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"America and Russia, Part One: Stirrings in the Borderlands" の翻訳です。若干の補足として、シュペングラーの「文化 (Kultur)」と「文明 (Zivilisation)」という用語について、『西洋の没落 I (中公クラシックス…

翻訳:ケク戦争Part4 闇の中でうごめくもの (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"The Kek Wars, Part Four: What Moves In The Darkness" の翻訳です。 The Kek Wars, Part Four: What Moves In The Darkness 前回のケク戦争のスリリングなエピソードでは、アウトサイダーの一団が、集合的に「ちゃ…

翻訳:ケク戦争Part2 大聖堂の影で (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"The Kek Wars, Part Two: In the Shadow of the Cathedral" の翻訳です。 The Kek Wars, Part Two: In the Shadow of the Cathedral ケク戦争に関する前回のスリリングなエピソードでは、アメリカの管理貴族とその下…

翻訳:ケク戦争 Part1 貴族制とその不満 (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"The Kek Wars, Part One: Aristocracy and its Discontents" の翻訳です。 The Kek Wars, Part One: Aristocracy and its Discontents 2016年の大統領選挙キャンペーンが最高潮に達して以来、この選挙キャンペーンの…

翻訳:オルト・ライト、コントロール・レフト、エスケープ・センター (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"The Alt-Right, the Ctrl-Left, and the Esc-Center" の翻訳です。この記事は、2018年の7月4日、アメリカ独立記念日に公開されました。 The Alt-Right, the Ctrl-Left, and the Esc-Center 2016年の1月、ドナルド・…

翻訳添削:シリコンバレーのシンギュラリティ大学はいくつかの深刻な現実の問題を抱えている

twitterで「シンギュラリティ」を検索していたら見かけた以下の記事について。 元記事はシンギュラリティというホラを口にして金儲けをする人間の欺瞞が暴き出されておりとても面白いもので、是非読んでほしいのですが、こちらの翻訳はまだ改善の余地が残っ…

「危険な年」 ジョン・マイケル・グリアの2018年予測

ジョン・マイケル・グリアの2018年予測が面白かったのでメモしておきます。グリアは、米国の「ドルイド教」という古代ケルトの信仰の復興を目指すネオペイガニズムの宗教家ですが、極めて特異な視点を持った博学な歴史家としての一面があり、種々の文明批評…