Going Faraway

渡辺遼遠の雑記帳

翻訳:失敗からの教訓: ささやかな紹介 (ジョン・マイケル・グリア)

この記事は2016年8月24日に書かれた。ジョン・マイケル・グリアによる2016年ドナルド・トランプ当選予測に関するエッセイはこちら Learning From Failure: A Modest Introduction 先日、別のブログを読んでいた読者の一人が、賢明でタイムリーな質問を発した…

翻訳:ポストリベラル時代の到来 (ジョン・マイケル・グリア)

この記事は2016年9月28日に書かれた。ジョン・マイケル・グリアによる2016年ドナルド・トランプ当選予測に関するエッセイはこちら The Coming of the Postliberal Era 現代のできごとを学ぶ人誰もが直面している巨大な挑戦は、現時点での混乱を乗り越えて、…

翻訳:ベルサイユ宮殿の鏡の間の外で (ジョン・マイケル・グリア)

この記事は2016年6月29日に書かれた。ジョン・マイケル・グリアによる2016年ドナルド・トランプ当選予測に関するエッセイはこちら Outside the Hall of Mirrors 先週のイギリスのEU離脱をめぐる投票の結果、インターネットとマスメディアのさまざまな場所で…

翻訳:バーキアン保守主義に関する解説 (ジョン・マイケル・グリア)

この記事は2016年5月11日に書かれた。ジョン・マイケル・グリアによる2016年ドナルド・トランプ当選予測に関するエッセイはこちら A Few Notes on Burkean Conservatism 最近何度か、このブログ上で現代のアメリカ政治の異常事態について議論しているとき、…

翻訳:政治的愚かさの原因としての科学教育 (ジョン・マイケル・グリア)

この記事は2016年7月13日に書かれた。ジョン・マイケル・グリアによる2016年ドナルド・トランプ当選予測に関するエッセイはこちら Scientific Education as a Cause of Political Stupidity このブログ 『The Archdruid Report』の連載記事のテーマとして我…

翻訳:タイタニック号のどのデッキチェアをお好みで、ご夫人? (ジョン・マイケル・グリア)

この記事は2016年4月27日に書かれた。ジョン・マイケル・グリアによる2016年ドナルド・トランプ当選予測に関するエッセイはこちら Where On The Titanic Would You Like Your Deck Chair, Ma'am? 先週、私はとあるブログで人種差別主義者として非難され、ま…

翻訳:特権ゲームをスターホークする (ジョン・マイケル・グリア)

この記事は2016年4月20日に書かれた。ジョン・マイケル・グリアによる2016年ドナルド・トランプ当選予測に関するエッセイはこちら Starhawking the Privilege Game このブログ『The Archdruid Report』の前回2回の記事では、アメリカの階級システムとそれを…

翻訳:ふつうの政治の終わり (ジョン・マイケル・グリア)

この記事は2016年4月6日に書かれた。グリアは毎週水曜にブログ記事を投稿しているが、2016年3月は記事投稿を休止しており、2016年4月6日にこの記事で週次の定期投稿を再開した。ジョン・マイケル・グリアによる2016年ドナルド・トランプ当選予測に関するエッ…

翻訳:ヒラリー・クリントンの大転落 (ジョン・マイケル・グリア)

この記事は2016年2月24日に書かれた。ジョン・マイケル・グリアによる2016年ドナルド・トランプ当選予測に関するエッセイはこちら The Decline and Fall of Hillary Clinton 過去数週間のアメリカ政治では、私がこのブログ上で議論しているメインテーマを確…

翻訳:あなたはなぜトランプに投票したのですか? (ジョン・マイケル・グリア)

この記事は2016年11月16日に書かれた。ジョン・マイケル・グリアによる2016年ドナルド・トランプ当選予測に関するエッセイはこちら WHEN THE SHOUTING STOPS しばらくの間、私は先週の選挙でのヒラリー・クリントンの敗北に対する支持者のリアクションを理解…

翻訳:ドナルド・トランプと憤怒の政治 (ジョン・マイケル・グリア)

この記事は2016年1月20日に書かれた。本記事の2週間前の記事で、ジョン・マイケル・グリアは2016年の予測としてドナルド・トランプが大統領に当選すると述べた。本記事は、その予測記事に対する反響への補足である。 DONALD TRUMP AND THE POLITICS OF RESEN…

2016年米大統領選挙 ジョン・マイケル・グリアのトランプ当選予測エッセイ集

既にこのブログで何度も取り上げているジョン・マイケル・グリアですが、彼は2016年1月の時点でドナルド・トランプの大統領当選を正確に予想していました。それもただの思い付きや当てずっぽうではなく、アメリカの田舎町で自身が見聞きしたことをベースとし…

書評: AIレジェンド大盛りインタビュー集 『The Architects of Intelligence』 (マーティン・フォード)

AI (人工知能) 研究に大きな貢献をなし、現在も最先端を走り続けている伝説的な研究者・技術者たちへのインタビューをまとめた書籍で、人工知能の過去と未来を考えるための必読書であると思う。Architects of Intelligence: The truth about AI from the peo…

ミニレビュー:NiZ atom66 キーボード

キーボードとiPad年末にiPad Proを新調し、ブログなど文章書きの環境を一新するべく Bluetoothキーボードを購入したので、感想を書いてみたい。中国製のNiZ plum ATOM66 というキーボードだ。NiZ 静電容量無接点方式 35g荷重 USB/Bluetooth 4.0両対応 コンパ…

書評:トランプ政権の暴露本決定版、だが…『FEAR 恐怖の男』(ボブ・ウッドワード)

FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実 作者: ボブ・ウッドワード,伏見威蕃 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2018/12/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る トランプ政権の内幕を暴露する本は、『炎と怒り』(本サイト書評) など、これま…

翻訳:インテリゲンチャのたそがれ (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"The Twilight of the Intelligentsia" の翻訳です。元記事は2018年11月9日、米中間選挙の翌日に公開された。記事冒頭には選挙結果について簡単な論評が書かれているが、訳出にあたっては省略した。 The Twilight of …

翻訳:アメリカとロシア: タマヌースとソボルノスト (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"America and Russia, Part Two: The Far Side of Progress" の翻訳です。パート1, 2はこちら America and Russia: Tamanous and Sobornost この連載の最初の2つのエッセイでは、オズワルト・シュペングラーのビジョ…

翻訳:アメリカとロシア Part2: 進歩という楽園の向こう側 (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"America and Russia, Part Two: The Far Side of Progress" の翻訳です。パート1はこちら America and Russia, Part Two: The Far Side of Progress この連載記事の最初のパートである前回の記事では、オズワルト・…

翻訳:アメリカとロシア Part1 国境の泡立ち (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"America and Russia, Part One: Stirrings in the Borderlands" の翻訳です。若干の補足として、シュペングラーの「文化 (Kultur)」と「文明 (Zivilisation)」という用語について、『西洋の没落 I (中公クラシックス…

ミニレビュー: オンライン辞書ジャパンナレッジ

上記まとめを読んで触発されたので書く。 数年前から、有償のオンライン辞書 ジャパンナレッジを愛用している。 一番利用頻度の高い機能は英語辞書だろうか。ランダムハウス英和大辞典 (語源が掲載されているので一番よく使う)、プログレッシブ英和中辞典、C…

2018年を振り返る

オクスフォード英語辞典が選ぶ2018年の流行語候補の中に、「techlash」という語があった。これはtechnologyとbacklash (反発、反動) を組み合せた語で、読んで字のごとくテクノロジーおよび巨大テクノロジー企業 (GAFA) に対する反感・反発を表す言葉だ。 (…

スクール・ライブラリ・ジャーナルが選ぶ2018年ティーン向けの一般書 (ノンフィクション部門)

今年読んだ洋書の評判や翻訳出版状況を調べている間に、こんなリストを見つけました。私自身はほとんど未読ですが、面白そうな本が多かったのでここで紹介します。ティーン向けの本ということで、英語の語彙もそれほど難しくなさそうなので、あまり洋書を読…

書評:トランプリスク 『The Fifth Risk』 (マイケル・ルイス)

ご存知超売れっ子ノンフィクション作家、マイケル・ルイスの新刊。 The Fifth Risk: Undoing Democracy 作者: Michael Lewis 出版社/メーカー: Allen Lane 発売日: 2018/10/02 メディア: ハードカバー この商品を含むブログを見る さて、マイケル・ルイスと…

書評:しょぼい勤め人が読む『しょぼい起業で生きていく』(えらいてんちょう)

著者のえらいてんちょう (えらてん) 氏は、実は学生の頃からの数年来の友人だ。本書は、えらてん自身のリサイクルショップ、学習塾やイベントバーなどの起業と経営の実体験をもとに「しょぼい起業」の考え方と実践法を綴ったものだ。 しょぼい起業で生きてい…

書評:リベラル派によるリベラル批判の書 『リベラル再生宣言』(マーク・リラ)

最近では、日本でもアメリカでも、「リベラル派」は何となくうさん臭いものと思われている傾向があるようだ。「自由」を旗印に掲げながらも、その自由はリベラル派自身のみにしか適用されず、意見の異なる他者には極めて権威主義的に振る舞う態度を指摘され…

書評:タコであるとはイカなることか『タコの心身問題』/『Other Minds』(ピーター・ゴドフリー=スミス)

タコはとても知能が高い。なにせ、ワールドカップの優勝国を予想できるくらいなのだから…という冗談はさておき、本書『Other Minds』は、タコとイカに魅了された哲学者による、知能と意識の起源についての探究である。 Other Minds: The Octopus, the Sea, a…

読書メモ:オピオイド危機あるいは"ピル"ビリー・エレジー 『Dopesick』 (ベス・メイシー)

現在アメリカでは薬物中毒が深刻な社会問題となっていると、おそらく一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。過去20年の間に、700万人以上が薬物中毒となりそのうち20万人以上が死亡した。50代以下の若年層では、既に交通事故や銃器による年間の死者数…

翻訳依頼に関するスタンスについて

最近、Twitterやメール等で「記事や本を訳してほしい」という依頼を頂くことがあるので一応明記しておきます。 私の翻訳は純粋な余暇の趣味の活動なので、報酬の有無に関わらず基本的にはお受けしておりません。依頼があった記事について、気が向いた場合に…

翻訳:ケク戦争Part4 闇の中でうごめくもの (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"The Kek Wars, Part Four: What Moves In The Darkness" の翻訳です。 The Kek Wars, Part Four: What Moves In The Darkness 前回のケク戦争のスリリングなエピソードでは、アウトサイダーの一団が、まとめて「ちゃ…

翻訳:ケク戦争Part3 カエル神の凱旋 (ジョン・マイケル・グリア)

以下は、ジョン・マイケル・グリアによる"The Kek Wars, Part Three: Triumph of the Frog God" の翻訳です。 The Kek Wars, Part Three: Triumph of the Frog God 前回のケク戦争のスリリングなエピソードでは、我々は何千人もの不満を持つ若者たち、我々の…